ネイル技能検定試験2級に合格するための3つのポイント

ネイル技能検定試験2級はネイルサロンで通用するレベルのネイルケアが求められます。
つまり、プロフェッショナルとしての技能が必要となってくるわけです。
プロフェッショナルとはお客様からお金をいただけるレベルということです。
3級試験に比べて、かなり難易度が上がり、合格率も最難関の1級とさほど変わりありません。
2017年の合格率は40%を切っているほどでした。
そこで今回はネイル技能検定試験2級に合格するための3つのポイントをお伝えしていきます。
1.ハンドモデル選び
2級試験では主にネイルケア、カラーリングが最重要課題になってきます。
まず初めにネイルケアではラウンドと呼ばれる形を取ることが、試験課題になってきます。
そこで試験本番に連れていくハンドモデルさんにはラウンドの形、長さに整えられるようにある程度、自爪を伸ばしてもらえる方を選ばなくてはなりません。
折れやすい爪、割れやすい爪のモデルさんですと、ラウンドの形に整わずそれで減点になってしまうのです。
また、ささくれや角質が少なくてネイルケアをしやすい爪、カラーリングが映えるよう縦長の爪、大きすぎない爪、小さすぎない爪のハンドモデルさんを選ぶとよいでしょう。
また、ハンドモデルさんとは長時間、練習するわけですから何より協力的な方を選ぶとよいでしょう。
検定合格への道はハンドモデル選びから始まっています。
2.徹底的な時間管理
2級の試験では
前半35分でネイルケア
後半55分でカラーリング&チップラップ&ネイルアート
を仕上げなくてはなりません。
特に後半の55分以内で3つの課題を合格レベルの仕上がりにしなくてはならず、かなりタイトに時間管理をする必要があります。
タイムオーバーしてしまうと、失格になってしまいますのでなんとしても時間内に収めなくてはいけません。
そこで2級では徹底的な時間管理が必須となってくるわけです。
例えば、
カラーリング25分
チップラップ20分
アート10分
と課題ごとに細かく時間設定をします。
この時間内に必ず1つずつの課題を終わらせるということを徹底的に訓練します。
もし、タイムオーバーしたら、何分タイムオーバーしたのかをチェックします。
その足りなかった時間分をどこで切り詰めるのかを考えながら練習を繰り返します。
苦手な課題に時間をかけたいのであれば、時間配分を変えていきます
このように2級の合格ポイントは常に時間を意識して練習すること、そして時間設定を細かく管理&時間配分の再調整を行うということです。
3.練習した作品を評価してもらうこと
②のポイントでとにかく、時間管理を徹底するということをお伝えしましたが、時間内におさめることに固執するあまり、仕上がりが合格レベルに達していなければ元も子もありません。
また、受験生の中にはカラーリングが皮膚にはみ出していたり、形や長さがバラバラでとても合格基準に達していないにも関わらず、きっと合格しているとか、たぶん大丈夫だろう、などと自分の作品に対して過大評価している方が本当に多いと感じます。
そこで、ネイル技能検定2級に合格する3つ目のポイントとしては、練習した作品を必ず添削してもらう、ということが必要になってきます。
実際にネイル技能検定試験の試験官を務めた経験のあるJNA認定講師に、練習の段階で評価してもらうと、より合格に近づくことと思います。
このように、客観的に見てもらうことで、技術に過信することなく、より精度の高い作品を作ることが出来るようになってきます。
これはさらなる上の1級試験でも役立つことになります。
以上、ネイル技能検定試験2級に合格するための3つのポイントでした。
2級の資格を持っていると、ネイルケアのプロとして認められたわけですから、ネイルサロン就職が有利になります。
是非、一発合格を目指して頑張りましょう。
