3級検定マンツーマンアートレッスン風景&3級検定アートテーマ「フラワー」の3つの練習ポイント
アートをするのが、全く初めての生徒さんでしたので、マンツーマンでのレッスンでした。
アートが初めての生徒さんには使用する絵具やお勧めのメーカーの筆など初心者の方でも描きやすいものを、レッスンの最初にご紹介しております。
初心者の方こそ道具はいいものを、使うことをおすすめしております。
特に筆は描きやすい筆とそうではない筆では仕上がりに大きく違いが出てきてしまいます。
ぜひ、道具選びからプロ仕様のものを選んでくださいね。
3級のアートテーマはアクリル絵の具で描いた「フラワー」になります。
それでは3級のアートテーマ「フラワー」上達の3つの練習方法をお伝えいたします。
最初は画用紙で練習しましょう
筆の扱い方や絵の具の含ませ方などが安定しない最初のうちはぜひ、画用紙に描いて練習してみましょう。
平面な画用紙の上で描けないうちはツルツルしたチップや自爪の上では上手く描くことができません。
画用紙でたくさん練習して均一な線 細い線 太い線が自在に描けるようになってからチップや自爪の上で練習するようにしましょう。
赤のカラーに映える絵の具を選びましょう
3級のベースカラーである赤に映えるアートを描きましょう。
そのためには絵の具の色選びが重要です。
赤のカラーに映える色としては白やパステル系のカラーがおすすめです。
不向きな色は緑や青、黒など暗い色はおすすめできません。
例えば葉っぱに濃い緑を選んでしまうと黒になってしまうのです。
審査員が目を引くような赤に映える色を選びましょう。
また絵の具のカラーを複数(4色以上)選び、どの色の組み合わせがいいかを色んなバージョンで描いて練習しましょう。
筆に含ませる水の量と絵の具の量を意識しましょう
アクリル絵の具で描くときに筆に含ませた水分量が少ないと筆がパサパサになってしまい、精巧で細密なお花が描けません。
生徒さんの作品を見ていると、だいたい上手に描けない理由として、この筆に含ませる水分量が少なすぎる、ということが挙げられます。
いくらアートセンスが良くても、この筆に含ませる水と絵の具の適量を間違えてしまうと上手なフラワーが描けません。
水分量は筆の根元までしっかり水を含ませて余分な水分だけ軽くペーパーで吸い取り、絵の具も筆の根元まで含ませます。
その際に絵の具を含ませて少しパサついた状態になってしまったら再度水分を含ませましょう。
そして、水分と絵の具の量がバランスよくミックスした状態になったのを確認してからアートを描くようにしましょう。
以上、「フラワー」上達の3つのポイントでした。
練習作品を必ず認定講師に見てもらい、課題をクリアしていきましょう。